出題の重要度 ★★★
「統計問題の押さえ方」をわかりやすく解説

統計問題とは?
・統計問題は、宅建の問46〜50に1問出る、5点免除の対象分野です。
・地価や住宅着工など、不動産に関する統計の数値や傾向が問われます。
数値は暗記しない
・統計は毎年更新されるため、古い数字の暗記は危険です。前年より増えたか減ったか、方向をつかむことが大切です。
【補足】この記事でも、具体的な最新数値はあえて載せていません。時点が変わると誤りになるためです。

どの資料を確認するか
・主な資料は次のとおりです。発表元と時期をセットで押さえましょう。
| 資料 | 発表元・時期 |
| 地価公示 | 国土交通省・毎年3月 |
| 建築着工統計(住宅着工戸数) | 国土交通省・毎月 |
| 土地白書 | 国土交通省・毎年 |
| 法人企業統計 | 財務省 |
| 宅地建物取引業者数 | 国土交通省 |
出題のクセと直前対策
・「増えた/減った」「◯年連続」「前年比◯%」といった方向と連続が問われやすいのが特徴です。
・数値は動くので、試験直前に最新版を確認してください。ふだんは資料の名前と傾向をつかんでおけば十分です。
練習問題
・次の記述について、正しいか誤っているかを考えてみましょう。
| 記号 | 記述 |
| ア | 統計問題は5点免除の対象である。 |
| イ | 統計の数値は古い年度のものを覚えればよい。 |
| ウ | 地価公示は毎年3月ごろに公表される。 |
| エ | 統計問題は問1〜14で出題される。 |
| オ | 統計問題では数値より増減の傾向をつかむとよい。 |
練習問題の解説
・解答は次のとおりです。
| ア | イ | ウ | エ | オ |
| ○ | × | ○ | × | ○ |
ア ○ 正しい
・正しいです。統計は問46〜50に含まれ、登録講習を修了した人が免除される5点の対象です。
・免除対象者はこの5問が自動的に正解扱いとなり、実質45問で合否を争います。
・免除がない受験者にとっては、直前対策で確実に取りたい得点源です。
イ × 誤り
・誤りです。統計の数値は毎年更新されるため、最新年度の数字を覚える必要があります。
・古い年度のデータで覚えていると、増減の方向を逆に答えてしまう危険があります。
・地価公示・住宅着工統計・法人企業統計などを、試験直前に最新版で確認しましょう。
ウ ○ 正しい
・正しいです。地価公示は国土交通省が原則毎年3月に公表します。
・その年の1月1日時点の標準地の価格を示すもので、統計問題で頻出のテーマです。
・「公示地価=毎年3月・1月1日時点」と時期をセットで覚えておきましょう。
エ × 誤り
・誤りです。統計が出題されるのは問46〜50で、問1〜14ではありません。
・問1〜14は民法などの権利関係が出題される範囲です。
・「統計は最後の5問(問46〜50)」と位置を正確に押さえましょう。
オ ○ 正しい
・正しいです。統計は細かい数値そのものより、増えたか減ったかという増減の傾向が問われやすい分野です。
・「〇年連続の増加」「前年比で減少」といった方向性を押さえるのが効率的な対策です。
・数字を丸暗記するより、上がったか下がったかを大づかみに覚えるのがコツです。
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