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地価公示とは?宅建の地価公示をわかりやすく解説!

地価公示とは?宅建の地価公示をわかりやすく解説!

「地価公示」をわかりやすく解説

地価公示とは?

地価公示とは、適正な地価の形成のため、標準地の適正な価格を公示すること

・公示された価格は、一般の取引や不動産鑑定評価の見本のような役割を果たします。

カエルさん
カエルさん
標準地の適正な価格が公示されることで、公示価格と呼ばれるようになります。

地価公示ポイント

地価公示では、土地鑑定委員会が行う仕事と関連して、以下の点が重要となります。

土地鑑定委員会の仕事🔗 委員会の仕事と関連するポイント
公示区域内で標準地を選定する🔗 国土交通大臣公示区域を指定する🔗
・二人以上の不動産鑑定士に標準地の鑑定評価を行うよう命令する ・不動産鑑定士が更地価格としての標準地の正常な価格を求める🔗
標準地の正常な価格を判定し、官報で公示価格として公示する🔗 公示区域内での不動産の鑑定評価や土地の収用では、公示価格を規準としなければならない🔗

・一般の取引では、公示価格を指標として取引を行うように努めなければならない

・関係市町村の長に県内にある標準地に関する書面・図面を送付する ・関係市町村の長は事務所にて、書面・図面を一般の閲覧に供しなければならない

 

地価公示のその他のポイント

地価公示においては、「標準地の正常な価格とはなにか」も重要となります。🔗

  • 標準地の正常な価格とは、「自由な取引が行われるとした場合におけるその取引において通常成立すると認められる価格」をいう
  • 標準地の正常な価格は、建物や権利などがないものとして求める
  • 標準地の正常な価格は、近傍類地の取引価格から算定される推定の価格、近傍類地の地代等から算定される推定の価格及び同等の効用を有する土地の造成に要する推定の費用の額を勘案して求める
  • 標準地の正常な価格は、土地鑑定委員会複数の不動産鑑定士による鑑定評価額を調整して判定する

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