出題の重要度 ★★★
「証券化支援業務(フラット35)」をわかりやすく解説

証券化支援業務とは?
・証券化支援業務は、民間金融機関が長期の固定金利ローンを出しやすくするために機構が支援する仕組みです。
・銀行は将来の金利上昇リスクを抱えずに固定ローンを提供でき、利用者は返済額が変わらない安心を得られます。
フラット35の特徴
・フラット35は、最長35年の長期固定金利型の住宅ローンです。借入時に完済までの金利が決まります。
・窓口は民間金融機関で、金利や手数料は各金融機関が決めるため、どこで借りても同じではありません。
・保証人や保証料が不要で、繰上返済の手数料もかからないのが特徴です。
【補足】途中で金利が上がっても返済額は変わらないので、返済計画を立てやすいのが利点です。

買取型と保証型
・証券化支援には買取型と保証型の2つがあります。
| 種類 | しくみ |
| 買取型 | 銀行のローン債権を機構が買い取り、証券(MBS)にして投資家に販売する |
| 保証型 | 銀行が発行する債券などに機構が保証をつけ、資金調達を支える |
・一般に「フラット35」といえば買取型が中心です。
まちがえやすい点
・お金を貸すのは民間金融機関であって、機構が直接融資するわけではありません。
練習問題
・次の記述について、正しいか誤っているかを考えてみましょう。
| 記号 | 記述 |
| ア | フラット35は、長期の固定金利型のローンである。 |
| イ | フラット35のお金は、機構が直接貸し付ける。 |
| ウ | 買取型では、機構が民間ローンの債権を買い取る。 |
| エ | フラット35の金利は、全国どこでも必ず同じである。 |
| オ | 証券化支援には、買取型と保証型がある。 |
練習問題の解説
・解答は次のとおりです。
| ア | イ | ウ | エ | オ |
| ○ | × | ○ | × | ○ |
ア ○ 正しい
・・フラット35は、最長35年の長期固定金利型の住宅ローンです。
・借入時に完済までの金利が決まり、返済額が変わりません。
・「長期・固定金利」がキーワードです。
イ × 誤り
・・誤りです。お金を貸すのは民間金融機関です。
・正しくは、機構は証券化支援で銀行を後ろから支えます。
・貸主は銀行、機構は支援役と区別しましょう。
ウ ○ 正しい
・・買取型では、銀行が貸したローン債権を機構が買い取ります。
・機構はそれを証券(MBS)にして投資家に販売します。
・買取型=債権を買い取る、と覚えましょう。
エ × 誤り
・・誤りです。金利や手数料は各金融機関が決めます。
・正しくは、取り扱う金融機関によって金利は異なります。
・「どこでも同じ」ではない点に注意しましょう。
オ ○ 正しい
・・証券化支援業務には、買取型と保証型の2種類があります。
・買取型は債権の買い取り、保証型は債券への保証です。
・2つの型があることを押さえましょう。
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