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「不動産広告の表示基準(徒歩時間・面積)」とは?わかりやすく解説

「不動産広告の表示基準(徒歩時間・面積)」とは?わかりやすく解説

出題の重要度 ★★★

「不動産広告の表示基準」をわかりやすく解説

カエルさん
カエルさん
・不動産広告の「徒歩◯分」や「◯㎡」には、公正競争規約で決まった測り方があります。計算問題としてよく出ます。

「不動産広告の表示基準」とは?わかりやすく解説の要点

広告の表示ルールとは?

・不動産広告は、だれが見ても同じ意味になるよう、公正競争規約で表示のしかたが決められています。

・とくに徒歩時間・距離・面積は、数字の計算問題として出題されやすい部分です。

面積の表示

・面積は平方メートル(㎡)で表示します。畳数だけの表示はできません。

・畳で示すときは1畳=1.62㎡以上(壁の中心線で測る面積)で換算します。

【補足】土地に私道の負担があるときは、その旨と負担面積を表示しなければなりません。

不動産広告の表示基準の図解

徒歩所要時間の測り方

・徒歩の所要時間は道路距離80mにつき1分で計算し、端数は切り上げます。

・例えば720mなら9分、650mなら(8.1分でも)切り上げて9分です。

・信号待ちや坂道の時間は加えず、距離だけで機械的に計算します。

「徒歩5分」が示す距離

・切り上げるため、「徒歩5分」は道路距離320m超〜400m以内を意味します(400m÷80=5分)。

・距離の起点は物件の最も近い地点、着点は駅などの最も近い地点です。

練習問題

・次の記述について、正しいか誤っているかを考えてみましょう。

記号 記述
徒歩の所要時間は道路距離80mを1分として計算する。
徒歩の所要時間の端数は切り捨てる。
道路距離700mなら徒歩9分と表示する。
信号待ちの時間も徒歩所要時間に加える。
面積は畳数だけで表示してよい。

 

練習問題の解説

・解答は次のとおりです。

× × ×

 

ア ○ 正しい

・正しい。徒歩の所要時間は、道路距離80m=1分として計算するのが公正競争規約のルールです。
・直線距離ではなく、実際に歩く道路距離で測る点がポイントです。
・信号待ちや坂道などの事情は加えず、あくまで距離だけで機械的に計算します。

イ × 誤り

・誤り。徒歩時間の端数は切り上げます。正しくは、8.1分でも切り上げて9分と表示します。
・切り捨てると実際より近く見えてしまうため、消費者に不利にならないよう切り上げるのです。
・「端数は切り上げ」を、数字の計算問題とセットで覚えましょう。

ウ ○ 正しい

・正しい。700m÷80=8.75分となり、端数を切り上げて9分と表示します。
・80mで1分、端数は切り上げ、という2つのルールを組み合わせた典型問題です。
・割り切れないときは常に上の分に切り上げる、と押さえましょう。

エ × 誤り

・誤り。信号待ちや坂道、歩道橋の上り下りの時間は加えません。正しくは道路距離だけで計算します。
・実際の体感時間ではなく、距離を基準に一律で算出する決まりだからです。
・「時間を足す事情は考えない」と覚えておきましょう。

オ × 誤り

・誤り。面積は㎡(平方メートル)で表示するのが原則です。正しくは畳数だけでは足りません。
・畳数を併記する場合も、1畳=1.62㎡以上に換算して表示する必要があります。
・地域で畳の大きさが違うため、㎡を基準にそろえる趣旨です。

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