イラストを使ってわかりやすく、独学で宅建士を目指す人へ
「液状化・地すべり・土石流(土地)」とは?わかりやすく解説

「液状化・地すべり・土石流(土地)」とは?わかりやすく解説

出題の重要度 ★★☆

「液状化・地すべり・土石流」をわかりやすく解説

カエルさん
カエルさん
・地震や大雨で起こる災害には、それぞれ起こりやすい地形があります。液状化・地すべり・土石流の三つを、場所とセットで押さえましょう。

「液状化・地すべり・土石流」とは?わかりやすく解説の要点

液状化が起こりやすい土地

液状化は、地震のゆれで砂の地盤が水に浮いたような状態になる現象です。建物が沈んだり傾いたりし、地面から砂が噴き出す(噴砂)こともあります。

・起こりやすいのは、地下水位が高く、ゆるく積もった砂の地盤です。埋立地・干拓地・旧河道・三角州などが代表例です。

【補足】台地や段丘のような、高くてしっかりした土地では起こりにくい災害です。

地すべりが起こりやすい土地

地すべりは、斜面の一部が地下のすべりやすい層に沿ってゆっくり動き出す現象です。

・急ながけよりも、ゆるやかな斜面で起こりやすいのが特徴です。棚田や湿地、小さな池が点在する地形は、地すべりが起きやすい土地のサインとされます。

カエルさん
カエルさん
「ゆるい斜面ほど安全」ではありません。地すべりはむしろゆるい斜面で起こります。

液状化・地すべり・土石流の図解

土石流が起こりやすい土地

土石流は、大雨のときに谷にたまった土や石が水と一緒に一気に流れ下る現象です。

・被害が出やすいのは、谷の出口にあたる扇状地です。山からの土砂が扇のように積もった場所で、流れ出た土石がそのまま到達します。

【補足】扇状地は水はけがよく宅地に使われることもありますが、谷の出口では土石流に注意が必要です。

三つの災害のまとめ

災害と、起こりやすい土地をまとめると次のとおりです。

災害 起こりやすい土地
液状化 地下水位の高い砂地(埋立地・旧河道・三角州)
地すべり ゆるやかな斜面(棚田・湿地・池が点在)
土石流 谷の出口(扇状地)

 

カエルさん
カエルさん
どれも「どんな地形で起こるか」がそのまま問われます。場所とセットで覚え、ハザードマップでも確認しましょう。

練習問題

・次の記述について、正しいか誤っているかを考えてみましょう。

記号 記述
液状化は、地下水位の高い砂地で起こりやすい。
液状化は、固くて高い台地でよく起こる。
地すべりは、ゆるやかな斜面でも起こることがある。
土石流は、谷の出口の扇状地で被害が出やすい。
棚田や湿地は、地すべりとは無関係で安全な地形だ。

 

練習問題の解説

・解答は次のとおりです。

× ×

 

ア ○ 正しい

・液状化は、地震のゆれで砂の地盤が水に浮いたような状態になる現象です。
・地下水位が高くゆるい砂地で起こりやすく、埋立地や旧河道などが代表例です。

イ × 誤り

・誤りです。液状化が起こりやすいのは、埋立地や旧河道のような地下水位の高い軟弱な砂地です。
・固くて高い台地・段丘では、むしろ起こりにくい災害です。

ウ ○ 正しい

・地すべりは、斜面がすべりやすい層に沿ってゆっくり動く現象です。
・急ながけよりも、ゆるやかな斜面で起こりやすいのが特徴です。

エ ○ 正しい

・土石流は、大雨で谷の土や石が水とともに一気に流れ下る現象です。
・谷の出口にあたる扇状地に流れ着くため、そこで被害が出やすくなります。

オ × 誤り

・誤りです。棚田や湿地、小さな池が点在する地形は、地すべりが起きやすい土地のサインとされます。
・安全とはかぎらず、むしろ注意すべき地形です。

この記事の内容に誤りや分かりにくい点を見つけられましたら、こちらのフォームからお知らせください。該当記事は自動で入力されます。

戻る
カテゴリー
ホーム
検索