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「公示価格(地価公示)」とは?わかりやすく解説

「公示価格(地価公示)」とは?わかりやすく解説

「公示価格」をわかりやすく解説

公示価格とは?

公示価格とは、適正な地価を形成するために公開される、標準地の正常な価格のこと。

公示価格の公示は、官報にて行われます。

カエルさん
カエルさん
公示価格の公示では、価格のみが公開されるのではなく、価格判定の基準日や地番など、価格判定の前提となる情報も公開されます。

公示される内容

公示価格の公示にあたっては、主に以下の内容が公開されます。

  • 標準地の地番
  • 標準地単位面積当たりの価格
  • 価格判定の基準日(毎年1月1日)
  • 標準地の地積、形状
  • 標準地その周辺の土地の利用状況
カエルさん
カエルさん
・土地の価格の総額は公示されませんが、1㎡あたりの単価が公示されます。

公示価格の効力

公示価格は、一般の取引や不動産の鑑定評価などを行う上での、見本のような役割を果たします。

公示価格を規準とする場合

・以下の場合には、公示価格を規準としなければなりません

  • 不動産鑑定士が公示区域内で土地の正常価格を求めるために鑑定評価を行う場合
  • 土地収用法等の法令に基づき、土地を収用する場合の土地の取得価格を求める場合< /li>
カエルさん
カエルさん
・「規準にする」というのは、「厳密に」かけ離れないようにすることをいい、具体的には公示価格からプラスマイナス約3%程度になるように価格を決定することをいいます。
・不動産の鑑定評価や土地の収用では「規準としなければならない」という義務となっています。

公示価格を指標とする場合

・一般の土地の取引においては、公示価格を指標として(参考にして)取引を行うように努めなければなりません

カエルさん
カエルさん
・「指標とする」というのは、あくまで「参考に」するという意味です。
・一般の取引では「指標として取引を行うように努めなければならない」という努力目標となっています。

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